本物のマカとは? マカの有効成分とは?
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いつも皆様には「マカ」をご愛顧頂きまして誠に有難うございます。現在、マカは、滋養・強壮・更年期・不妊に対する栄養補助食品として、老若男女を問わず多くの方々に愛用されています。
しかし・・・中には「マカは効かない」とおっしゃる方がいるようです。そのような話を聞きますと、マカの販売に20年以上携わってきた私たちは本当に残念な思いがいたします。
それは、私たちがマカの販売を始めて以来、マカパワーを実感されている多くのお客様がいるからです。ですので、感想の違いは、飲まれる方の体質や体調などで個人差があるのでは?・・・ と思っていました。
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しかし、それだけではないようです!
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日本に輸入されるマカの中には、マカの原産地に受け継がれている伝統的な栽培方法で作られた
「本物のマカ」ではないものが出回っていることも原因の一つです。
また中国や日本でもマカが栽培されるようになりました。しかし、それらの地域では土壌の違いや農薬使用など、その栽培方法はペルーの原産地とは違い、マカの品質に大きな違いが目立ちます。
収穫されたばかりのマカは、カラシ大根に似て、辛味が強くそのままでは食べられません。そこでアンデスの人々は、マカを収穫後に天日乾燥して熟成させ、美味しく、しかも栄養価の高い食べものとしました。
通常、マカの天日乾燥には3〜4ヶ月もの日数がかかります。じっくり天日で乾燥することで、生鮮マカの持つ辛味が、独特の甘味と旨味に変わります。
これは、ちょうど日本の昆布や干し柿のように、天日乾燥することで旨味・栄養成分を醸成させた保存食とするのと同じです。近年、この天日乾燥マカの機能性の研究が進み、滋養・強壮効果やホルモンバランスの調整による更年期、冷え性、更に不妊の改善等の効用をもたらす健康食品として広く知られるようになりました。
しかし、ペルーの業者の中には、天日乾燥ではなく生鮮マカを機械乾燥してマカ粉末を製造しているところも現れています。天日乾燥に較べ機械では数時間で乾燥できますので、コストが大幅に下がります。しかし機械乾燥ではマカの辛味が残り、甘味や旨味は醸成されません。
マカの辛味は、ベンジルグルコシノレートという成分によるものですが、これは機械乾燥するとそのまま残ります。これをマカの主要成分だと喧伝する日本の販売業者がいますが、学術的には殆ど取り上げられていませんし、欧米ではマカの主成分などとは全く云われておりません。
ベンジルグルコシノレートの含有量を謳う「機械乾燥したマカ」は、本来の天日乾燥して作られるマカのような甘味も旨味の成分も劣ります。マカの特性を知らない地域の人たちがマカを作り、売らんがために、機械を使って乾燥させて作るマカは、果たして本物のマカと言えるでしょうか?
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『本物のマカ』とは、アンデス高地の過酷な自然環境で育った生命力の強いマカを、じっくり天日乾燥したマカのことです!
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生鮮のマカ(辛し大根のように辛い) |
収穫後に生鮮マカを天日乾燥させた「マカ」 |
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天日乾燥して引き出される独特な甘味や旨味の成分は、豊富なアミノ酸であり、更にミネラル分 や栄養価が熟成されて「極・陽性食品」となります。
また植物の特性として、太陽の紫外線に晒されると、それにより発生する活性酸素を抑えるため に自ら抗酸化物質を作ります。これが人体に有用なフィトケミカル(体内の活性酸素を取り除く 物質で数千種類あります)と呼ばれるものです。
このようにマカは、豊富なミネラル分とアミノ酸類、更にアンデスの強烈な紫外線によるフィト ケミカル(抗酸化物質)を蓄えたアンデス高地に暮らす人々が過酷な自然環境にも適合できるよう に作り上げた食べものであり、現代の私たちにも有効な滋養と活力をもたらす健康食品なのです。 |
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